【完全ガイド】住宅会社の支給品

query_builder 2024/09/10
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注文住宅やリフォームにおいて、「支給品」という用語は、お客様が提供する材料や設備を指します。


支給品は、コストや品質に大きな影響を及ぼすため、選定や管理が非常に重要です。


この記事では、支給品の種類、選び方、管理方法、そしてその重要性について詳しく解説します。




1. 支給品とは?


支給品とは、 注文住宅やリフォームにおいて、お客様が提供する材料や設備のこと です。


一般的には、ネットで購入した商品が最近では多いですね。


支給品には、設備器機や照明器具、内装材などが含まれることが多いです。



1.1. 支給品の役割


支給品は品質やデザインに直接影響を与えるため、非常に重要です。


例えば、選んだ照明器具が住宅全体の印象を大きく変えることがあります。


施主様の好みに合わせた支給品を選ぶことで、より満足度の高い住まいが実現します。



2. 住宅建設における支給品の種類


2.1. 設備器機


▪️手洗い洗面:ネットでも沢山の種類があり価格も安価な商品が沢山ございます。

▪️外水道や蛇口:機能性とデザインの両方を考慮して選ぶことが重要です。


2.2. 内装材


▪️床材:フローリングやタイルなど、部屋の使い勝手やデザインに影響を与えます。
▪️カーテンやブラインド:光の取り入れ方やプライバシーを確保するために重要です。
▪️照明器具:シンプルなデザインから可愛らしい照明まで、沢山ありますが、照度も確認致しましょう。



3. 支給品の選び方


支給品の選定は、住宅の全体的なデザインや機能性に大きな影響を与えるため、慎重に行う必要があります。


3.1. 支給品の選定基準


▪️品質と耐久性:支給品は住宅に設置するため、長期間使用を考え耐久性や品質が重要です。

信頼できるブランドやメーカーから選ぶと良いでしょう。
▪️デザインとスタイル:住宅全体のデザインコンセプトに合うように選ぶことが大切です。

例えば、モダンなデザインの家にはシンプルでクリーンなラインの支給品が合うでしょう。
▪️予算:支給品の選定には予算も考慮する必要があります。

高品質なものは高額になることがあるため、コスパを考えて選びましょう。



4. 支給品の管理


支給品の管理は、施主なのか住宅会社なのか!責任問題なので重要なポイントです。


4.1. 支給品の管理


▪️受け取りと検品:支給品が現場に届いた際には、数量や品質に問題がないか確認することが重要です。

また、誰が荷受を行うのかもポイントです。

不良品や不足があった場合には、早めに対応する必要があります。
▪️保管: 支給品を自宅で一時保管なのか!その後、現場搬入は、誰が行うのか!購入された商品がエアコンのように大きな商品ですと、問題が生じますね。



4.2. 修理や交換


▪️傷や破損:支給品の商品を取り付けしたときに、傷があった場合、配送に問題があったのか、保管が問題だったのか?または取付工事だったのか?
お施主様が検品を行った後でしたら、保管か取付工事中が原因となりますが、検品を行わなかった場合の責任所在が問題になることが多いです。



5. 支給品の予算管理


支給品の予算ですが、安価なものは、事前購入もお施主が買っておく事が出来ますが、宅配ポストのように10万円を超えてくる商品など支給品予算を事前に確認する事が重要です。
この支給品は、銀行ローンでは賄えないためです。


5.1. 予算設定


▪️事前の予算計画:支給品にかかる費用を事前に見積もり、予算を設定することが重要です。

これにより、予算オーバーを防ぎ、計画的に支給品を選定することができます。



5.2. 削減のための工夫


▪️購入ポイントの利用::複数の支給品を一括購入することで、ポイントが付与されることがあります。

これにより、コストを削減することができます。



6. 支給品に関するよくある質問とその回答


6.1. Q:支給品と施工業者の責任はどう分けられますか?


A:支給品は施主が提供するため、支給品の品質や選定に関する責任はお客様にあります。


しかし、施工業者は支給品の取り扱いや取り付けに関する責任を持ちます。


施工業者が支給品に問題を発見した場合には、施主に報告し、必要に応じて対応策を提案することが求められます。


6.2. Q:支給品の選定で失敗しないためのポイントは?


A:支給品の選定で失敗しないためには、事前に施工会社に商品を見て貰い、サイズとデザインのバランスを考慮することが大切です。


また、実際に使用する現場をイメージし、サイズや配置が適切であるかを確認することも重要です。


専門家のアドバイスを受けるのも良い方法です。



6.3. Q:支給品の持込料金は?


A:施工業者に左右されるとは思いますが、一般的には荷受や管理も踏まえて、取付代以外に手数料を請求させる場合が多いようです。



6.4. Q:支給品の数量?


A:例えば、玄関タイルをネットで購入して、施工は住宅会社さんのタイル屋さんが施工する場合、何箱購入すれば良いですか?などご質問頂きますが、通常は張り面積プラス1箱で購入をお勧め致します。


このプラス分は、箱を開けたら割れている場合や、色味が良くない物を考慮した分なのです。


ただ、最後に1箱余ってしまう場合も逆にあります。この責任は施工業者では無いのでご了承頂くしかありません。




まとめ
支給品は新築やリフォーム工事において、重要な役割を果たします。

せっかく安価に購入した商品が原因で、住宅会社とギクシャクする事になっては、完成しても残念な結果になりかねません。

支給品は、事前に住宅会社さんと、取り決め事項をご確認頂くことをお勧め致します。


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